実勢を参考のチャートポイント「ピボット」
FXでポピュラーな「ピボット」はオシレーター系(買われすぎ、売られすぎを判断) のテクニカルです。
いわゆるセンチメント指標。
しかしピボットはエクセル計算で簡単に値を求めることができ、グラフで見るというより数値そのものを参考にすることが多いので、いかにも「チャートポイント」という印象が強いのです。
ピボットは前日のFX相場の高値・安値・終値を基に計算します。
念のために書きましょうか。(前日高値+前日安値+前日終値)÷3がピボット値です。
ピボットとは回転などの「軸」のこと。
このピボット値を軸として、更に計算してサポート1、サポート2、レジスタンス1、レジスタンス2の4つの値を出します。
FXトレーダーたちはS1、S2、R1、R2と略して書くことがおおいでしょう。
ちなみにS1=ピボット×2-前日高値です。わりあい計算式は単純ですね。
HBOPを抜けたら買いしかない?
基本的にオシレーター系ですから、S1にFX相場が接近すると買い場です。
もしS1が破られた場合は次のS2が買い増し場面です。FXトレーダーによってはS1割れ時点で売りに転じて、S2で決済という作戦もありえます。
つまりFXの逆張りトレードにも順張りトレードにも使える。
また前日の相場の動きによって今日のFX相場を判断しようというのですから、基本的には短期トレードのためのテクニカルですね。
いわゆる「デイトレ」のためのチャートポイントです。
前日に相場が大きく動いていれば、今日のピボットでは予想レジスタンスと予想サポートの幅が大きくとられる。
FX相場の動きが荒っぽいのだから、今日も大きく上下する可能性があるだろう、という考え方。
このピボットは、自分で計算するまでもありません。あちこちのFXサイトやFXブログで計算結果が公表されています。
親切なサイトではR2やS2だけでなく、さらに外側にHBOPとかLBOPという数値が掲載されていることもあります。これはトレンドの転換点です。
FX相場が上を向いてR2を抜け、さらにHBOPを突き抜けてしまったら、もう順張りだけ。ここからは買いしかないという転換ポイントなのですね。
ちなみにFX取引会社によってはS1、R1ではなく、B1、S1という略称を使っていることもあります。
その場合はBuy(買い)、Sell(売り)という意味ですね。
こういう表記の混乱がFXをとっつきにくくしている原因でもあるのですが。
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